十二単 重そう~!!
大河ドラマ『光るきみへ』が始まり、第一話を楽しみにしていました。
これまでの戦国時代、甲冑や戦ではなく
優雅な平安時代、十二単や恋愛といったお話になるのでしょうね。
戦国時代も好きですが、平安時代も優雅で好きです💖
衣装も楽しみのひとつです(^^♪
現代のきもの(和服)は呉服ともいわれます。
呉の国からシルクの生地がもたらされたことに由来すると言われています。
中国の呉地方は、古代から織物や繊維産業が発展していて、その織物技術が中国との交流が盛んだった奈良時代に日本に伝わったそうです。
平安時代に絹織物や染色技術が唐から伝わり鎌倉時代にかけて、日本独自の発展を遂げ、贅沢な染織物が雅や格式を重んじる時代に高貴な身分の象徴となりました。
十二単のように重ねる風習になって
色を重ねることで季節感を表現していたんですって!
日本人らしい繊細さ♡
第一話を観ていて、この時代のきものは
袖が幅広く大きくって優雅だなぁと思いました。
動きにくそうだけど💦
大袖といって、たもとが長く
袖付より袖口のほうが広くて、袖口は縫い合わされておらず
袖山から袖底まで広く開いているものです。
ちなみに、
小袖は現代のきものに発展していったものと言われ、大袖の下に着ていたものですが、
これは袖口が小さいものです。
なので、今の白無垢や振袖のように袂(たもと)が長くても袖口が小さいので
大袖でなないようです。現代のきものは小袖ですね。
平安時代も庶民は小袖中心でした。
アンティークきもの好きの私は、年齢にそぐわずお袖が長いのが大好きです☆
そう言えば袖口が縫い合わさっていないものがあったような気がします。
じゃああれは大袖だったのか⁉ いや幅は狭かったから違うか?
鎌倉時代には動きやすさ重視に!戦国時代を経て江戸時代武士も町人も小袖を着るようになります。身幅や袖など流行とともに少しづつ変わっていったのですね。
リユース、アンティークのきものから時代背景を思いめぐらせるのも楽しいですね。
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kimono 梛 ~nagi~合同会社mavie 代表 海外生活そして帰国後すぐの癌発覚~治療を経たことで、 これから残りの人生の過ごし方を考えさせられる。 長年会社員として勤めた中で学んだこと、海外生活で気づいたこと、 手術や治療での経験や出会いを活かすことが出来、 さらに自分が楽しめること、そしてそれが誰かのお役に立てることをやっていこう!と即行動。宅建士資格を活かし、好き!からはじめた賃貸業で会社設立。そして次に海外生活がきっかけで好き!になった普段着きものを窓口として地元でのコミュニティづくりを目指している。 |