私のちょっと遅めからの着物生活①
この大量の着物、、あーどうしよう💦
着物が大好きだった叔母が亡くなり、たくさんの着物を譲り受けることに。
マンションに主人と娘二人そして実父の5人で暮らしていたため収納場所も少ない、
実家ももうないし、どこにしまおうかな。。
独身時代は服、バック、靴を集めるが大好きだった私ですが、その頃は子育てを優先するあまりジーンズとTシャツ、スニーカーで過ごす日々で、おしゃれとは程遠い生活をしていました。
まして着物を着るなんて考えも及ばす。
そんな30代だった頃の私のときめきに従い、大量の着物から手元に置いておくものを取捨選択しました。
(今の私のときめきで選びたかったと思う今日この頃です)
母が懇意にしていた呉服担当の方に、『着物を嫌いではないけれども今後そうそう着ないと思っている。』と相談すると、袷を中心に手元に残した方が良いのでは?とのアドバイスを下さり、なるほどとその時の私は大いに納得。叔母の着物の夏物と単衣までも手放しました、、。
(その頃は、寒い季節がここまで短くなるとは想像もしていませんでした。ここ数年単衣が重宝する季節が2・3カ月ほど伸びているように思います)
選ばれた着物達は母が私に揃えてくれていた着物と共に和ダンス、クローゼット、着物専用の箱につめて仕舞いこみました。その後十数年そのままに。
私の周りにも『実家に着物があるけれどね、、着てみたいと思うけれどね、、なかなかハードルが高くて』という友人がたくさんいます。おそらく想像もつかないくらいのたくさんの着物たちがタンスに眠っているのでしょうね、、。
そんな私に第一の転機が訪れたのは、娘の中学の卒業式。着物を着て参列してみたいという気持ちが突然芽生えて。でも着物の着付けは一切できないし
あーどうしよう💦
大きな着付け教室も考えましたが、覚えの悪い私はついていけないように思えたので
徒歩で通える文化施設で募集していた個人の着付け教室へ入会したのでした。
この着付け教室の先生方と同期の着物友との出会いが、その後の着物への道が大きく開かれるきっかけになりました。
この記事を書いた人
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さちの一級着付け技能士 彩りクリエイター たんすに眠っていた着物を着よう!と着付け教室に通ったことがきっかけで他装に興味を持ち一級着付け技能士を取得。 |