文明の利器は、やる気のスイッチ
これまで、次々と進化していく「便利グッズ」には少し距離を置いてきました。
「どうせ使いこなせないし」「結局、包丁で切るのが一番早いんじゃないかしら」
そんな風に、どこか頑なな自分がいたのです。
これまで相棒だったのは、手動の「ぶんぶんチョッパー」。
でも、欲張って具材を入れすぎるとすぐに刃が引っかかってしまう。
固定するのにも意外と力が必要で、格闘しているうちに「ああ、もう包丁で刻んだ方がマシ!」と、
結局まな板に向かうのがいつものパターンでした。
そんな私が、ふとしたきっかけで手に入れたのが「レコルトのボンヌ」。
電動のフードプロセッサーを手にするのは、実はこれが初めてのことです。
驚きの「ふわふわ」が連れてきた朝の余白
ボンヌがわが家に来てから、まず劇的に変わったのが朝のコーヒータイムです。
私は毎朝、温めた牛乳を泡立ててコーヒーに入れるのが日課。
これまでは手動のポンプ式泡立て器で、せっせと手を動かしていました。

それが、ボンヌに替えた途端……。
「えっ、もう?」と声が出るほど早く、そして驚くほどクリーミーな泡ができあがったのです。
きめ細やかなふわふわの泡を口にするだけで、朝の景色が少しだけ底上げされたような、贅沢な心地。
「道具一つで、こんなに幸せの質が変わるんだ~」と、素直に感動してしまいました。

献立から消えかけていた、あのメニュー
そして何よりの変化は、夕飯の献立に現れました。
実はここ最近、わが家の食卓から「餃子」や「お好み焼き」が姿を消しつつあったのです。
理由は至ってシンプル。「キャベツや白菜をみじん切りにするのが、とにかく面倒だったから」。
家族からリクエストされても、「白菜を全部刻んでくれるなら、作ってもいいよ」なんて、
つい条件を出してしまう始末。やる気が出ない日は、無意識に「刻む工程」があるメニューを献立の選択肢から排除していました。
ところが、ボンヌのスイッチを数回押すだけで、あの山のような野菜があっという間に整う。
「これなら今すぐ作れるわ」
そう思えるだけで、心のつっかえがスッと消えていくのが分かりました。
暮らしの余白は、道具が作ってくれる
時短になることはもちろん嬉しいけれど、それ以上に「やってみようかな」というやる気が湧いてくること。それが一番の収穫でした。
「文明の利器は、使うべき?」
かつての私なら、少し迷って「自分の手で丁寧に」と答えたかもしれません。
でも今は、迷わず「イエス」と言えます。
道具に頼って生まれた「時間」と「心のゆとり」は、そのまま暮らしの彩りになります。
便利な道具は、単なる効率化の手段ではなく、私の毎日をご機嫌にしてくれる「やる気のスイッチ」だったのです。
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この記事を書いた人
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kimono 梛 ~nagi~合同会社mavie 代表 海外生活そして帰国後すぐの癌発覚~治療を経たことで、 これから残りの人生の過ごし方を考えさせられる。 長年会社員として勤めた中で学んだこと、海外生活で気づいたこと、 手術や治療での経験や出会いを活かすことが出来、 さらに自分が楽しめること、そしてそれが誰かのお役に立てることをやっていこう!と即行動。宅建士資格を活かし、好き!からはじめた賃貸業で会社設立。そして次に海外生活がきっかけで好き!になった普段着きものを窓口として地元でのコミュニティづくりを目指している。 |






