加賀友禅を語る
皆様にとって、豪華な着物や帯とはどのようなものでしょう?
金糸銀糸をこれでもかと織り込んだ織帯?
華やかで豪華ですね。
しかし、輝くことだけが豪華なのではありません。
私の憧れの加賀友禅。
前回までのお話の花嫁のれんも加賀友禅でしたよね♪
私の憧れ。
控えめでいて、手間を惜しまず贅を尽くした加賀友禅の世界をご紹介させて下さい。
加賀友禅の職人さんの絵の上手いこと!
まずはスケッチから始まるのですが、画家かと見紛う程の細密な風景画です。
特徴として、葉の虫食いなども絵付けに取り入れる点です。
欠けた葉も美しい。
色付は加賀友禅独特の繊細なボカシを入れて優雅で可憐な仕上がりに。
はんなりと優しい色なのによく見ると手の込んでいること!
想像がついているでしょう。
はい、お高いです!(笑)
母の持っている加賀友禅は譲ってもらえません。
私にはまだ早いそうです。
精進いたします。
泡沫の夢のまにまに振り向けば
うしろのしょうめん花嫁のれん
バジ子
人生が泡沫(うたかた)の夢のようなものであるならば、面白う生きねば損でございます。
皆様の夢は何でしょう?
新しい年は夢に一歩でも多く近づく年になりますよう
新しい夢が見つかる年になりますよう
面白き1年にして参りましょうね(。•̀ᴗ-)✧
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バジ子薬剤師 3児の母、コロナ禍で着物に目覚める!特に戦前のアンティークに夢中 実は薬剤師が本業。化学や薬学の観点と歴史や交易を交えた説明をしだすとこれも止まらない。 ディープな世界へようこそ。 |